キュン恋

□*れっつポー人グ!
2ページ/2ページ



チッ…



さっきはせらの馬鹿のせいであやうく核に毒が入るとこだったぜ…



俺だって解毒剤がねェと危ねーんだよ…




なんとなく部屋を出る。



せらの奴…

せっかく誘ってやったのに照れやがって…ククッ…



どーせリビングでデイダラとくだらねェことヤッてんだろ?




覗いてやるか…暇だしな。





リビングの中からは荒い息遣いが聞こえる。


せらとデイダラの声がした。



“デイダラァ…もうちょっと我慢して!”


“せらッ…お…オイラもう無、理だ…ッ!!うん…!”





…アイツ等も昼間っから盛ってんな。



しかもデイダラの奴…なさけねェな…ククッ…






―…がちゃ……








『あ!サソリじゃん!!どーよ見てコレ!!!』




デ「だ…旦那!芸術的だ、ろ…!!」









―…ばたんッ…









アイツ等何やってんの?








―がちゃっ…





『なーんで閉めるのさ!ね、ね!どーよコレ!!』





デ「旦那なら…わかるだろ?!うん…ッ!」





リビングに入ると馬鹿2人が新体操をしていた。



あれだ、サボテンだ。




…何ださっきの声?!ややこしいんだよクソがッ!!




サ「てっきりヤッてるかと思ったぜ…」




『え?ないない、だってデイダラ体位知らないらしいし。』







デ「いい加減止めろそのネタ。」







ククッ…やっぱ餓鬼だなデイダラはよぉ…






サ「…何でこんな事してんんだよ。」




『え?さっきサソリのトコにも行ったじゃん?』






…まさか…




サ「…お前…アレをプリクラに…」






『もちろん。』




デ「オイラもが考えてやったんだ、うん。」





誰かこのW馬鹿の面倒を見てくれ。





サ「…そんなんで撮ったら確実に下担当の奴は悲痛な顔になるな。」





『「!!!」』




今気づいたみたいな顔してんじゃねェよ!!





『そっか…頭いーねサソリ!!』




デ「さすが旦那だな…うん。」




れっつポー人グ
(しょうがねーから)
(俺が考えてやる)
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ