猫の飼い方
□01,助けてみよう!
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『…おはよーございまーす。』
先「…今日はずいぶんとワイルドな格好で登場だな、黒羽。」
教室に入るとさっそくしかられた。
『…ちょっと猫助けをしてました。』
先「はいはい。もっと早く来い。罰としてグラウンド30周な。」
『先生!時代は性類哀れみの令ですよ。ついでにその罰古い』
先「どう考えてもお前が古い。ついでに漢字違う。」
『Don’t worry.』
先「何その発音のよさ」
そして、今日も1日が始まる。
…で、夜。(早ッ。)
『遠くで聞こえる声をヒントにっ1人また1人立ち上がる同士ー』
せらはyoutubuでナルトを見ながらopを熱唱していた。
『いくぜ3,2,1make some noise!!!!!』
スペル合ってんのか?
母「うるさいっつの!!!!」
と、そこに母登場。
母「アンタねぇ、もう寝なさいよ!!」
『マミーに言われたくないっちゅーの。』
母「アンタの声で起きたのよ、このジャイアン!!」
『なっ…なんだとスネ夫ォ!!!!』
母「いや似てないし。」
『がびーん』
昭和か。
母「とにかく何時だと思ってるの?!」
せらが時計を見るともう深夜の2;00だった。
『おおぅ…やっちまったな。』
母「とにかく寝な!!」
『じゃぁ電気消すので出て行ってください。』
母「急に敬語?」
それが、人間界の最後の夜だった。