猫の飼い方

□01,助けてみよう!
2ページ/5ページ




『…おはよーございまーす。』



先「…今日はずいぶんとワイルドな格好で登場だな、黒羽。」





教室に入るとさっそくしかられた。






『…ちょっと猫助けをしてました。』




先「はいはい。もっと早く来い。罰としてグラウンド30周な。」






『先生!時代は性類哀れみの令ですよ。ついでにその罰古い




先「どう考えてもお前が古い。ついでに漢字違う。」





『Don’t worry.』




先「何その発音のよさ




そして、今日も1日が始まる。



…で、夜。(早ッ。)





『遠くで聞こえる声をヒントにっ1人また1人立ち上がる同士ー』



せらはyoutubuでナルトを見ながらopを熱唱していた。




『いくぜ3,2,1make some noise!!!!!』



スペル合ってんのか?




母「うるさいっつの!!!!」


と、そこに母登場。






母「アンタねぇ、もう寝なさいよ!!」




『マミーに言われたくないっちゅーの。』






母「アンタの声で起きたのよ、このジャイアン!!」





『なっ…なんだとスネ夫ォ!!!!』






母「いや似てないし。」


『がびーん』



昭和か。




母「とにかく何時だと思ってるの?!」




せらが時計を見るともう深夜の2;00だった。




『おおぅ…やっちまったな。』



母「とにかく寝な!!」





『じゃぁ電気消すので出て行ってください。』




母「急に敬語?」






それが、人間界の最後の夜だった。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ