過去拍手

□4月って花見以外何も無くね?
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『はいはぁい』


私たちは今ご飯中だった




「何でィ」



「どうしたんだ?」



「どうかしたのか?」





何故か総悟としんぱっつぁんと平助という





超謎メン。





本当は千鶴を誘う予定が

残念なことにもう済ました後だった。

だから1人で行ったらそこに居た

このメンバーで食べている。



『4月ってさぁ花見以外に何か無いの?』


私が言った瞬間に

しんぱっつぁんの箸が止まった。







「確かに何もねぇなァ」

総悟の言葉に今度は石化した。






「まぁ花見も楽しいじゃねぇか」

平助の言葉にトドメをさされたかのように

しんぱっつぁんが崩れ落ちた。





『しんぱっつぁん?』



「・・・」


黙りこくったまま起き上がり


私たちの方を見た





「「『?』」」











「おめェら酷くねぇか?」



『何が?』



花見を侮辱なんかしてないんだけども。




2人の顔を見ると2人共さっぱりの様だった。



















「特にそこの2人!!」




そう言いながら私と平助を指さす。






『は?』



「え…俺?」

















それでもなお分からない顔の私たちに



しんぱっつぁんは目に涙を浮かべた






















・・・様に見えただけかも知れないけども。



















「俺の誕生日4月なんだけどォォォ!!」


















「『あ・・・』」










忘れてた・・・そういえば


皆がこっちの世界に来る前に


Wiki●ediaで調べて知ってたのに・・・















去年に関してはお祝いまでしたのに・・・










平助の方を見ると




平助もしまったという顔で



こちらを見ていた。







『いやっでも去年はお祝いしたからね!!』





「俺だって去年酒奢ったじゃん!」









適当に丸め込んで




足早に食器を片付けて



私は平助を残していつの間にか



逃げていた総悟の元へ逃げていった。

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