THREE
□Loyal Dog
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「っふ、……ん…っ!」
顔を背けてもしつこく追うわたしの指に、ロシュフォールの唾液が絡みつく。
それが溢れ始めると、わたしは指を抜き取って変わりに舌を入れてやる
他の男の口付けに侵されたロシュフォールは涙を流し、それでも与えられる快感からは逃れられずにただわたしに身を任せた。
そうだ、今はわたしに従えばいい…いつも枢機卿にするように。
「今宵はわたしの元で鳴かせてやろう」
end
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