テニスの王子様(四天
□LOVE color
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LOVE color
『これ借りま〜〜す』
財「リンカ先輩が本?保健室ついていきましょか?」
『うわ、失礼な後輩やなぁ』
財「ここに来ることすら初めてなんとちゃいます?」
『うっ、・・・・』
財「あぁ、俺に会いにきたん?」
『ち、///ちゃうわ!謙也に頼まれた本返しに来ただけやねん!』
財「・・・・・・・謙也さん?」
『そやそや!みてみぃこのイグアナマニアなんちゅー本私が借りるかいな』
財「・・・・・・・・・・リンカ先輩」
『だいたい、謙也は人使い荒いんやっちゅーの、自分で借りろって』
財「リンカ」
『え・・・・・・?』
名前を呼ばれたと思ったらいきなり腕を引かれて財前の方に引き寄せられた
今私は財前の腕の中だ、ふわっと財前の香りがする
財「リンカ先輩、忘れとんのとちゃいます?」
耳のすぐそばで話すせいで財前の息がかかってくすぐったくてしょうがない
『な、何がやねん?///』
少し混乱しつつ返事を返す・・・・
財「リンカ先輩は、・・・・俺の彼女やろ?」
『そ、そやけど・・・///』
財「ほな、何で・・・・・・・・・・
謙也さんの話ばかり俺にするん?」
そう言って財前はさっきより強く私を抱きしめてきた