テニスの王子様(四天 

□何年越しの愛
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「よぉ、兄ちゃんよ〜〜〜」





白「・・・・・・・・・・・・・・」





登校中に声をかけられ、何かと思えばガラの悪そうな男が1人




「よくも俺の女たぶらかしてくれたな〜」





女?朝から気が抜けるような話をし出した男に心底呆れ果てた




白「たぶらかす?そんな記憶なんてありませんわ



女の人から声をかけてきたことは何度も記憶にありはるんですけどね」




「っ、こんのクソガキが!!」




怒りだした男の拳が俺めがけて振り下ろされる



自転車に乗っていた俺は数コンマ遅れてよけようとするが、、、




白「(っ、間に合わへんな)、、、、、、、、」




やめなさいよ




「ちっ、、、」





男の拳が俺の顔すれすれで止まった、男は舌打ちしてその場をさった





白「、、、、おおきに、助かったわ」





とりあえず助けてくれた女の子の方にお礼を
言った
女の子に助けられるんなんてカッコ悪い気もするが…



『はぁ、、、あんたもあんなんに喧嘩売るような発言しないの』




白「あぁ、せやな」




『じゃ、私はこれで』





白「あ、名前は?君の名前・・・」




『ん?あぁ、、、リンカよ、じゃあね』





そう言ってほほ笑んだ少女が俺の知ってる誰かと重なる気がした





白「リンカ・・・
あああああああああやっと思い出したで!!」




今まで何やってたんや俺、アホや・・・




今なら・・・




白「はぁ、絶対俺のこと忘れとるよな、、、人のこと言えへんけど」




なにやらモヤモヤする気持ちを押えて学校に向かった




白「あの制服、近くの高校のやな」
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