書籍
□disorderly conduct
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委員会の仕事も一段落し、風紀委員である俺と南雲はいつものように帰宅しようとしていた。
「南雲、帰るぞ」
「待ってよ斎藤!」
南雲が慌てて鞄に荷物をつめる。
「…おい、そんなに適当に入れたら資料にシワができるぞ」
「だって斎藤が急かすから」
上目で南雲が俺を見上げる。
…なんて可愛いんだちくしょう犯されたいのかコイツ。
※キャラ崩壊
「…待ってやるからそんなに慌てるな」
俺は溢れそうになる鼻血を必死にこらえ、いつものように冷静に対処したつもりだった。
「斎藤?なんでそんな真っ赤なのさ」
「お前が可愛いか「薫ー、一く―ん、一緒に帰ろー」
「邪魔だ帰れ。」
「ちょっ、一くん?なんかキャラ崩壊してない?」
ちっ、どうして総司はいつもいいとこで邪魔するんだ。わかってやってるのか、ん?
「えー、俺お前と帰るのやだ」
準備を終えた南雲がすかさず俺の後ろに隠れる。
…ブレザーをぎゅっと握りやがってそんなにヤられたいのかコイツ。
「早く帰れ総司!俺達は今からにゃんにゃんするんだ早く行け後ろを振り向くなぁぁ!!」
「…えー?」
若干心配そうな顔をしながら総司が部屋からでていった。
ふぅ一安心だ。
「さぁ帰るぞ。随分遅くなってしまったな。今日は家まで送…っ!?」
振り向いたのと同時に南雲が俺にキスしてきた。
「…にゃんにゃん、しないの?」
「…―っ///」
―その次の日、二人とも腰痛で欠席したのは言うまでもない。