Play at soldiers

□第4戦 始動
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「で…基地をでたはいいけど、どこ行くよ?アテはあんのか?」


基地をでて30分。
樹が僕に話しかけてきた。

「……考えてなかった。」

「ちょ、天野、マジで?」
「オレらにアテがあるわけないよな、ずっと基地にいたんだし」



『大丈夫です。私にアテがあります』

そう書いた電子板を彼女がズイとだしてきた。


「やったーマジで?!どこどこ??」

『信頼できる友達です。私たちをかくまってくれるでしょう』


「よしッ行こう!」

『ただし』


彼女はそれだけを入力した電子板を3人ともに見えるように突き出す。

若干の緊張感が走る。




『私も彼らも追われている身です。決して安心しないで。』



   
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