カカサス4

□かわいいサスケ
1ページ/2ページ

◇かわいいサスケ◇





※カカシ視点で。





イタチがまだうちはにいた頃。
オレのあぐらの中にすっぽり入っておしゃべりしてたサスケが、いきなりことんと眠ってしまった。
オレの腹で。
かわいいサスケが。
オレのくたびれた目がかっこいいといった。
誉めてるんだかけなしているんだか解らないサスケの台詞に、オレは目を細めていつも笑った。
嬉しいよサスケ。
ところでこの状態も嬉しいのだが、フガクさんやイタチに見られたらまず殺される(笑)
だけどオレのチャクラが乱れたら、サスケの眠りを妨げる。
殺されてもいいから、きみを抱いていたかった。
甘く頬が緩んでたら、ガラッと障子が開いてイタチが帰ってきた。
オレのチャクラは一気に跳ね上がり、胸の中のサスケが、ぐずったほどだ。






「あ…あのねイタチ、これは…」
「いいんですよ、カカシさん」





サスケの居場所になってやってくださいね。
だけどそれ以上はダメです。
つけ上がらないでくださいね。





イタチの態度は冷たかったけど、いつものイタチよりかは百倍も穏やかだったような気がする。
このイタチの心境の変化を、オレは知ってやる事ができなかった。





次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ