カカサス4

□小料理屋で
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サスケがはあはあと荒い息をついている…そんな時のサスケは無防備だよね。
ゲンマは簡単にずるりとサスケのズボンを脱がし、カチャカチャとベルトを外して腰をサスケのそこへ押し充てた…
「あ!ああーっ…!」
押し入ってくる痛みにサスケは悲鳴を上げるんだが、まだ頬が赤いせいで、感じているようにしか見えない…あっ。ごめんなさい。ごめんなさい。
だがちらりと見えるサスケの赤い頬を見るとゲンマは興奮し、夢中でサスケを犯した。そんなサスケも揺さぶられているうちに若い身体は疼きを感じてくる…
ゲンマの荒々しい抜き差しに追い詰められサスケは「あっ…あっ!」と悲鳴を振り絞りがくがくと身を震わせて…
サスケは達してしまった…。そのサスケの下腹に、ドピュピュとゲンマの精がたっぷりと注がれた。





サスケが息を整えた頃ゲンマはサスケに迫った。
「おまえのことが昔から好きだったんだ。この店も道具もおまえのためにあつらえた物だ。どうかこのまま店に残ってくれ」
だけどサスケどうか安心して。
「そこまでだよ」
突然聞こえたオレの声にゲンマは取り乱した。
「カカシ!!いや、火影様。どこにおられるのですか?」
すると洗い場の流しっぱなしの水道から、オレの上半身がどたりと流しに落ちた。
そしてうんしょ、うんしょと蛇口から足を引っ張り出すと流しから下りてビシッとゲンマを睨んだ。
「ゲンマ。おまえという男は何と浅ましい…。心が健康でない男に客に料理を出す資格はないよ」
ゲンマは恥じ入ってがっくりと膝をついたという。





こんなのはどう?ってカカシが期待を込めてたずねた。
「そうだな…。今日は久々にあんたがかっこよかったかも」
「そう??土井先生の料理の盛り付けの番組を見ているんだよ」





「だけど水道から出てくるなよ。あんた火影なんだから」
「何をいうの?サスケのためならオレはどんなことだってできるんだよ?」
そう微笑んでオレのこと抱きしめた。





里に戻るたびにうちはの墓にオレは行くけどそこにはいつも新しい花が上がっていて、あんたがやってくれてるって解るんだ。
水道から出てくる芸当よりもオレはそんな優しいあんたが好きだった。




FIN.
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