七つの大罪2

□お泊まりの夜
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■お泊まりの夜■





初めて団ちょの家にお泊まりに呼ばれた。
家に入れてくれるって事はあんな事とかこんな事してもいいんだろうか?





広い団ちょの家は、意外ときれいに掃除されていて、団ちょは口は悪いけど几帳面な性格なんだなって思ったら、妙に意識してしまった。
間が持たないから、オレは晩飯の前に風呂を使わせて貰う事にした。それに…
事前に風呂に入るのは紳士のたしなみだ。
いつもより丁寧に身体を洗って洗面所に出たらオレはパジャマを持ってきてない事に気付いた。





「パジャマ?ああ、オレの服を使え」
「だ、団ちょの服…?」
「小さいか?」
「まぁ小せぇけど…団ちょのあそこが当たった服ってまずくねぇ?…うわっ!」
団ちょに殴られたよ…
「てめえ、何考えてやがんだよっ(怒)」
怒った顔も可愛いよ団ちょ…(笑)





「あ、それなら兄貴の服を借りるよ。
オレくらいの体格だったよな?」
「エスタロッサの…?」
団ちょが眉をひそめる。
「嫌なのか団ちょ?」
「別に…使いたきゃ勝手に使えばいいだろ」
エスタロッサの部屋は自分の部屋の隣りだからと団ちょが教えた。





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