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□入浴
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「良い湯だなぁー」

「本当っスね〜」


ウォーゲーム終了後メル後一行は東京に遊びに来ていた。

今は皆で銭湯に入っている


その時ギンタはおもむろに何かに気がつきナナシ以外の男性メンバーを集めてヒソヒソと話しはじめた


「なぁ、ジャック…ナナシってあのバンダナ風呂なのに外さないのかな?」

「そういえばそうっスねぇ…」

「確かに」

「気になるな…」

「うーむ」

ジャック、アルヴィス、オッサン、バッボの順に皆も頷いて考え始めた


「もしかして、左目だけいつも隠してるし何か特別な技が使えたりすんのかなぁ?」

「凄いっスねぇっナナシさんなら出来そうっス」


ギンタの発言により皆はナナシを見た後また悩み始めた


その時ナナシが皆の異変に気付いたのかどうしたん?と言い近づいてくる

「いや、なんでもねーよっ」

「さよかー」


俺がそう言うとナナシは笑顔でいつも通り答えて浴槽から上がり再びシャワーを浴びだした


「ナナシってウエストとか全体的に細っちょろいよなぁ…」

「オッサンどこ見てんだよー」


オッサンがナナシの身体を嘗め回すようにジロジロ見ているのを途中で止めさせる

でも、本当に細いよなー

「そりゃっ」

「うおわっ」


俺は思わずナナシの腰に腕を回して抱き締め手をワキワキとさせるとナナシは驚いたあとヒーヒーと笑い出した。

以外に腹が弱いらしい

腕を回すと身長の割にかなりウエストは細くて驚いた


女子風呂からは小雪とスノウ、ドロシーにベル、シャトンやロコの声が聞えてくる

ドロシーは大きな声で俺の名前を呼ぶ

「ギンターンっ!」

その声に真っ先に反応するのはナナシだ

うひょーっと言いながらドロシーちゃーんと叫んでいる



こんな平和な日常が続けばいいなぁと思い再び浴槽につかった
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