Novel

□七夕とは
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さーさーかーまーサーラサラー茶ー漬ーけーでーイーケーるー…っと。」


嶋村
「なにいまの?どこからツッコむべきなの?」




茶藤
「碇ーこのへんでオッケ?」


「あーいいよー」



嶋村
「そういやなにしてんだ?さっきから。」




「何っておま…」


茶藤
「7月7日っていや分かんだろ。」



嶋村
「いや…分かるよ。分かるけどもね?もう8月なんすけど



碇・茶藤
ぴゃーーー!!!



嶋村
「今のはうそー!!って叫びなのか?」





「七夕がーーっ!!!」

茶藤
「うわぁぁああっ!!!」




嶋村
「いや、よく一ヶ月も過ぎて七夕やろうと思ったなしかし。」



「まだ…まだ間に合う…!!」



嶋村
間に合わねぇよ!!なんで間に合うとか思ってんの!?


―――――――――――





「くっ…まさか一ヶ月も過ぎてたなんてな…」


茶藤
「くっ…」



嶋村
いや、くっじゃねぇだろ。くっじゃ。




「じゃあさ!!せめて七夕気分を味わわせて!!!」


茶藤
「そうだよ!!せめて笹だけは飾らして!!」


嶋村
「あぁ…いいけど…」





「さっそく短冊書いたぜ!」

  身長欲しい。  



嶋村
リアルに来たなお前!!?



「毎日牛乳飲んでんだぞ俺!!?」



嶋村
お前の身長見ればわかる。それは効果がないという事が。




茶藤
「俺もできたー」



  髪が欲しい 茶藤


嶋村
いや、だからリアルだなお前っ!?てかお前のはオシャレだろ?!




「お前文句ばっかだな。」



嶋村
「はい、いいですか碇くん?これはツッコミというの分かった?」



嶋村
「ごちゃごちゃうるさいヤツだな…お前も短冊書けよ」



「そーだそーだ!!」


嶋村
「え…?ぁー…じ、じゃあ…」



 彼女欲しい    嶋村


嶋村
「とか?」



碇・茶藤
リアルにキモい。



嶋村
何が悪いんだよコラ?!言ってみろ!言ってみやがれ彼女いない歴20年共っ!




「短冊にはそいつの心が現れるっつーからな。」


茶藤
「だな。」


嶋村
(こいつら…)


勇者しまむらはさついをおぼえた!


――――――――――――――





中田
「………武宇…」


武宇
「……?」


中田
「これはなんだ?」



武宇
「碇たちが七夕気分で笹に短冊をつけたんだと…」



中田
「あー…でも










 これ竹だな。



武宇
だ…」







□□□□□

管理人は知らなかった。

笹=細い七夕のやつ
竹=太いやつ

だったとは…






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