Novel
□七夕とは
1ページ/1ページ
碇
「さーさーかーまーサーラサラー茶ー漬ーけーでーイーケーるー…っと。」
嶋村
「なにいまの?どこからツッコむべきなの?」
茶藤
「碇ーこのへんでオッケ?」
碇
「あーいいよー」
嶋村
「そういやなにしてんだ?さっきから。」
碇
「何っておま…」
茶藤
「7月7日っていや分かんだろ。」
嶋村
「いや…分かるよ。分かるけどもね?もう8月なんすけど」
碇・茶藤
「ぴゃーーー!!!」
嶋村
「今のはうそー!!って叫びなのか?」
碇
「七夕がーーっ!!!」
茶藤
「うわぁぁああっ!!!」
嶋村
「いや、よく一ヶ月も過ぎて七夕やろうと思ったなしかし。」
碇
「まだ…まだ間に合う…!!」
嶋村
「間に合わねぇよ!!なんで間に合うとか思ってんの!?」
―――――――――――
碇
「くっ…まさか一ヶ月も過ぎてたなんてな…」
茶藤
「くっ…」
嶋村
「いや、くっじゃねぇだろ。くっじゃ。」
碇
「じゃあさ!!せめて七夕気分を味わわせて!!!」
茶藤
「そうだよ!!せめて笹だけは飾らして!!」
嶋村
「あぁ…いいけど…」
碇
「さっそく短冊書いたぜ!」
身長欲しい。 碇
嶋村
「リアルに来たなお前!!?」
碇
「毎日牛乳飲んでんだぞ俺!!?」
嶋村
「お前の身長見ればわかる。それは効果がないという事が。」
茶藤
「俺もできたー」
髪が欲しい 茶藤
嶋村
「いや、だからリアルだなお前っ!?てかお前のはオシャレだろ?!」
碇
「お前文句ばっかだな。」
嶋村
「はい、いいですか碇くん?これはツッコミというの分かった?」
嶋村
「ごちゃごちゃうるさいヤツだな…お前も短冊書けよ」
碇
「そーだそーだ!!」
嶋村
「え…?ぁー…じ、じゃあ…」
彼女欲しい 嶋村
嶋村
「とか?」
碇・茶藤
「リアルにキモい。」
嶋村
「何が悪いんだよコラ?!言ってみろ!言ってみやがれ彼女いない歴20年共っ!」
碇
「短冊にはそいつの心が現れるっつーからな。」
茶藤
「だな。」
嶋村
「(こいつら…)」
勇者しまむらはさついをおぼえた!
――――――――――――――
中田
「………武宇…」
武宇
「……?」
中田
「これはなんだ?」
武宇
「碇たちが七夕気分で笹に短冊をつけたんだと…」
中田
「あー…でも
これ竹だな。」
武宇
「竹だ…」
□□□□□
管理人は知らなかった。
笹=細い七夕のやつ
竹=太いやつ
だったとは…
.