青の祓魔師

□平和な日。
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日曜日の正午を過ぎたころ。





燐は塾の課題を前に、頭を抱えて唸っていた。



「う"〜わからん」

「さっき教えたろ。その通りにやってみろって」


隣には夜がいて、燐の勉強をみていた。

だが、何度教えても覚えない燐に対し、ため息を漏らし毎回燐の勉強をみていた雪男の気持ちがよくわかると、いまここにいない人物に同情した。





「なぁ夜」

「ん?」



燐の勉強を見て2時間、少し飽きてきた夜は欠伸をして涙目になっている目を開けると目の前には燐の顔があり、今自分はキスされていることに気付いたのはすぐだった。




「んンっ」


「ん…」



舌を入り込ませ、夜の舌を捕まえる。
二人の舌が生き物のように絡み合い、夜はそれに反応して体を震えさせる。


「ふっ…ふぁ、ん…」


やっと舌を離し、二人の舌の間には透明な糸が繋がれる。



「ッ…なにすんだよ」

「んーなんとなく」

「する前にお前は課題しろ」

「えー」

「終わったらゴリゴリくん買ってきてやるから」

「まじで!?けど普通そこ夜じゃね?」

「一回病院行って来い。そもそも俺はお前のモノじゃねえから」

「俺のモンじゃん」

「いつ決めた誰が決めた」

「夜とあった瞬間俺が決めた」

「…とりあえず課題やってくれ」
























平和な日。

END

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