本
□片思い
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俺には、昔からのなかのいい幼なじみがいる
いつからだろうか、俺はそいつに恋心を抱くようになっていた
でも、そいつは俺の気持ちにまだ気づいていない
もう、高校生になったというのに、ずっと片思い中
俺の気持ちにそろそろ気づけよー!
午後の授業が終わり、一緒に帰ろうとそいつの席までいった。
そしたらそいつは、すごく気持ちよさそうに居眠りをしていた
(寝てる顔もかわいいなぁ)
そいつの顔をずっと眺めていたいが、はやく帰りたい俺は、仕方なく起こすことにした。
乱暴に肩を揺らして起こした
そいつは、少し怒ったように起きた
「いっつー、あんたはなんでそんな起こし方しかできないのよー」
(怒った顔もすごくかわいい)
「お前が間抜けな顔してねてっからだろう♪
はやく帰ろうぜっ。」
「ごめん、今日はいっしょに帰れないんだ。
じつは――――――――」
(え…――――――――)