暗闇の中で…(上)
□【欲望】
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俺はフェラを辞めさせ、小さい愛の体を立ち上がらせると、ベッドにのせ仰向けの状態にし、転がし、その上に馬乗りになった……
膣に入っているローターが刺激を続けているからだろう… 目を閉じたまま、体をくねらせ、小さな喘ぎ声を出し、時折反応をみせる。
その姿がとても少女には見えなく、女として美しく思えた…
愛の別な表情が見たくなり、無意識に両手を愛の首に手をかける…
細く、華奢な首に…
手が、首に触れた瞬間、閉じていた目をそっと開いた。
焦点のあっていない虚ろな表情が天井を見つめている……
俺にはそれが、何かを覚悟をした表情にも見えた。
徐々に圧力を加えると同時に、愛の顔は苦痛に歪む。
苦しそうに歯を食いしばるが、決して俺の手を振り解こうとはしない。
更に力を加えると、顔は赤みを帯び、そして不気味な笑みに変わった…
その表情に一瞬恐怖を感じ、手を離すと、愛は、はぁはぁと息を整えながら微笑を浮かべる…
『……気持いい……』
笑みを浮かべながら、言葉を発した愛の表情は、満ち足りている表情にも思えた…