ぷらいど
□【医療器具】
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はい、と言う訳で、しゃろでございます。
早速ですが、コント「医者」
「先生、…息子は助かるんですよね?」
「お父さん…手術は成功です。なんとか一命を取り留めました。」
「ありがとうございます…でも、息子はどうして交通事故なんかに…」
「子犬を助けようとしておもちゃの車に…でも彼は優しさを持った勇敢な子だという事だけは事実ですよ!」
「おもちゃですか?先生…息子に会わせて下さい…」
「今はまだ安静です。それに命は助かったのですが、今までと同じ生活が出来るかどうかは本人次第でしょう…」
「前と同じ生活が出来ない?当たったのは…おもちゃの車ですよね…」
「そうです。ラジコンカーです。しかも、タミヤ製です」
「玩具メーカーは関係ないでしょう…もしかして、転んで強く頭をうったのでしょうか?と、とにかく息子に会わせて下さい…」
「お父さん、そんなに息子さんの事を…分かりました…こちらに…」
「息子よ…先生、なんでこんなに変わり果てた姿に…ん…先生…これは?浮き輪のように体を覆っている物は?」
「バンパーです。これがあれば次に車に当たった場合でもその衝撃を吸収して衝撃に耐えることが出来ます。」
「なんて物を取り付けているんですか…取って下さい!!それにこのおでこから伸びているアンコウの提灯みたいな鏡はなんですか?」
「バックミラーです。これがあれば不意に後ろから車が近づいても気がつきます。今回は特別に広角仕様の鏡を使ってみました。これで幅広く見えるはずです。」
「息子は車じゃない!!人!!これも取って下さい。それよりもなんで息子の体の半分が緑で、半分が黄色なんですか?…まさか…」
「若葉マークです。これがあれば無理な追い抜きやパッシングが無く、後続が車間距離をとってくれます。」
「も・と・に・戻せーーーーーーーーー!!」
「お父さん、もしかしてもみじマークの方が好みでしたか?」
「違う、もうええわ」
どうもありがとうございました(笑)