13番目のカード〜死の舞踏〜(下)
□【裏切りのカラクリ】
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カオリンと姫は体についた血液を洗い流していた。
WSは一人で2階の部屋に居た。
「あと3人か…」
WSは独り言を呟く…
その顔は今までに見たことの無い嬉しそうな顔にも思えた。
しばらくするとカオリンと忍姫が2階の部屋でWSと合流をする。
まだ濡れた髪をタオルで拭き、ターバンの様に巻くカオリンは今までに無い色気があった。
忍姫は頬を紅くし、体が温まっているのがそこからでも分った。
女性とは言え、まだ子供なんだとWSは感じていた。