▼「スキルを使おうとしたら、どこかから『武器が違う』という声が聞こえてきたんだけど、これ何?という話」

物理攻撃を行うスキルは、そのスキルに設定された武器形状と一致した武器を装備していないと、上手く発動させることができない。
この時表示されるメッセージが『武器が違う』というものだ。
では、このメッセージが表示されるスキルはどうやったらちゃんと使えるようになるのか。
これは簡単な話で、そのスキルに設定されている武器形状と一致したもの──例えば『剣』が設定されているスキルなら剣を、『斧』が設定されているスキルなら斧を装備すれば使えるようになる。
だけど、同時に装備できる武器は一つだけだから、『剣』のスキルと『斧』のスキルを同時にセットする、といった風なことをしても無駄にしかならない、という訳だね。


▼「──というかクラスチェンジって何ですか?という話」

クラスレベルが一定値に達すると、『コマンドメニュー』に『クラスチェンジ』の項目が追加される。
その項目を選択すれば、今ついてるクラスから派生し、変更することができる中級、上級クラスの名前が表示される。
あとはその中からなりたいクラスを選択すればクラスチェンジは終了だ。因みに、レベルが最高に達しても『クラスチェンジ』が表示されない場合は、既にそのクラス系統の最高職種に居るという事だ。
この状態から別クラスへと変更する場合は、一度街などに戻り、ギルドで他の系統の初級職種にクラスチェンジする必要がある。


▼「クラスレベルが上がらなくなったらさっさとクラスチェンジしよう。という話」

基本的に、クラスのレベルは戦闘をこなす度に上がっていく。
だが、ある一定の値にまで上昇すると、それ以降クラスレベルは上昇しなくなる。
この状態が意味する処は『そのクラスを限界まで極めた』ということだ。
何か理由があるのでなければ、いつまでもそのクラスに留まっているのは無駄だ。
さっさとクラスチェンジをしてしまうのが良いだろう。


▼「そういえばクラスに関する話はもうしたんだっけ。という話」

クラスは、つまり自分が演じる役割のようなものだ。
基本として六つの初級職種が存在し、更に細かく専門的な中級、上級クラスがその上に存在する。
自分がつくクラスを考える上で、判断基準となるのは大きく見て以下の三つ。

・そのクラスが習得するスキルの内容。
・そのクラスになる事によって付随するアビリティの内容。
・そのクラスになる事によって得られる能力値補正の内容。


──といった事が判断基準となるのだけど、これらは前もって情報を得ておかなければ意味が無い。
なので、始めのうちは取り敢えず、自分の気に入ったクラスになってみるのが良いんじゃないだろうか。


▼「なんかスキルの横に書いてあるLv1、Lv2とかいうのって何?という話」

スキルレベル、つまりその技法の習熟具合を表している。
殆どのスキルは使用するごとに熟練値が溜り、一定値に達するとレベルが上昇する。
レベルが上がると、そのスキルのダメージ率が上昇するなどのボーナスが得られる。
レベルが高くなればなる程その幅は大きくなっていく。
気に入ったスキルは常に使うようにして、熟練値を溜めていこう。


▼「スキルは幾つまで覚えられるのか。という話」

色々な手段で習得することが出来るスキルではあるが、実は覚えていられる数に限りがある。
1人25個あたりが限界だ。
つまり、新しいスキルを覚えた時に自分で考え、限られた枠の中で必要だと思うスキルを取捨選択しなければならない、という訳だ。


▼「次は、スキルを覚えるとどんな利点があるのか。という話」

スキルを習得すると戦術の幅が広がる。
通常攻撃よりも威力の高い攻撃が放てるようになったり、全体攻撃ができるようになったり。
能力値を上げるスキルや炎攻撃を防ぐスキルなどもあるから、より多彩な戦術が取れるようになる。
つまり、無いよりは、あった方がいいという事だね。
ならば取り敢えず、要るスキルも要らないスキルもどんどん覚えていこう、という事になると思うんだが実際はそう上手く行かない。
何故上手く行かないかというと──このあたりの事は少し長くなるし、また今度話そうか。


▼「それ以前に、技法はどうやったら覚えられるんだろうね。という話」

クラスによって覚えられるスキルは決まっていて、既定のクラスレベルに達するとスキルが習得できる。
他にも、武器や防具が壊れた時にその品に封じられていた技法が習得できたり、本を読むことによって習得できたりと様々だ。
色々と試してみてどのクラスならどのスキルを覚えられるか、どのアイテムにはどういったスキルが封じられているかを研究してみるのも良いだろうね。


▼「技法の説明にある項目、アクティブ、パッシブ、スペシャルって何?という話」

それぞれ、スキルの発動タイミングによって分けられた種別といって良い。

アクティブスキル」は1戦闘ターンで発動するタイプ。
能動的、攻撃的な意味合いが強い、最も一般的なスキルタイプといえる。

パッシブスキル」は戦闘開始時から終了時まで常に発動しているタイプ。
受動的、防御的な意味合いが強いスキルが多い。

スペシャルスキル」は複数の戦闘ターンを所謂『溜め』として放棄して発動するタイプ。
総じて、アクティブスキルより強力な効果を発揮する。

全てのスキルは、この三つのうちのどれかに分類される。どのタイプのスキルをメインに据えるかは……君の戦い方次第だね。


▼「では、技法はどうやったら使えるのか。という話」

順を追って説明すると、まず『ゲームメニュー』から『スキル』を選択する。
そうすると既にスキルを習得している場合はそれをセットする画面になる。
セットできるのはパッシブスキルが1つと、アクティブ・スペシャルスキルが5つ。
いちいちセットするのが面倒ならばAIによる自動設定を使うといい。
このパッシブやアクティブについては、また今度話そう。
少し長くなるからね。


▼「技法って判るかな?要するにスキルのことなんだけど。という話」

スキルは戦闘時に使用できる必殺技のようなものだ。
通常攻撃よりも高いダメージが与えられたり、色々な特殊効果を発生させることができるが、物理攻撃スキルの場合はスキルに規定された武器の形状と、装備している武器の形状とを一致させる必要がある。
術式系技法、つまり魔術や神蹟の場合は素手でも発動可能だ。こうして考えると、直接攻撃より魔術攻撃の方が便利そうだね。


▼「お金がなかなか溜まらないんだけど。という話」

普通に旅していると、意外とお金というモノが手に入る機会が少ないことに気づくと思う。
冷静に考えてみれば、化け物を倒したら金が出てくるなんて事は滅多に無いわけで、当然と言えば当然なのだけども。
では、どうやってお金を稼いだら良いのか。
これは簡単な話で、倒した化け物の肉やら何やらを取り敢えず捨てずに持っておいて、街に戻った時に商店でまとめて売ってしまおう。
肉などのアイテムは、値段こそ大したことはないが手に入る機会は多い。
それらをまとめて売り払えば、それなりの収入を得る事ができる筈だ。
他にも、アラセマ常駐軍駐屯地に向かい、そこで提示されている要請──つまり、軍からの依頼をこなし、報酬として金を受け取るという手もあるね。


▼「経験値が全然もらえないんだけど。という話」

基本的に、ただ出てくる敵を倒しているだけでは経験値はもらえない。
何らかの目的を達成したとき、もしくは成果を出したときに、一定の経験値を獲得できるのがこの世界の仕組みになっている。
例えば、どこかからどこかへ移動している時は、その『移動』という行動が主目的となっている。
この場合は、ある地点から新しい場所へ移動したりすれば、そこで経験値を得ることが出来るという事だね。


▼「なんか前より敵が減ったり増えたりしてるんだけど。という話」

場所によって、パーティメンバーの状態や確率により敵の編成が変わってくることもある。
例えば、ランドリート島の場合では主にパーティ人数が関係してくる。
パーティを組んでいないなら敵は一匹、組んでいるなら三匹といった調子だ。
当然三匹相手のほうが戦闘は厳しくなるが、その分彼らが落すアイテムの量は増えたりもする。
とはいえパーティメンバーが多すぎると獲得したアイテムの分配に手間取ってしまう。
まあ、一長一短といったところだろうか。


▼「ある場所に行くと、他の場所で出てくるモノより明らかに強い敵が出てくるんだけど。という話」

それは所謂『ボスモンスター』という存在だ。
彼らは殆どの場合他の亜獣などと比べて数倍近い耐久力と、強力な攻撃手段を持っている。
迂闊に近づかない方が良いだろう。
だが、そういった敵を倒すと、大抵の場合『討伐exp』として経験値を獲得する事が出来る。
自分の腕に自信が出てきたら、試しに戦ってみるのも良いだろうね。


▼「道に迷った。どこに行けば良いのか判らなくなってきたんだけど。という話」

ランドリートの島に限って言えば、リザルトメッセージ(つまり結果文)の最後の方に書いてある文章をよく読んでみれば、自然と何を選べばどこへ向かうのかが判る筈だ。
迷うような状況の場合は、大抵「○○へ向かうにはこちらへ進めばよい」といった文章が一つはある筈。
それを頼りに進むのが良いと思う。
無い場合は──取り敢えず、危険が無さそうな場所へ移動してみるのも一つの手だろうね。


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