ココロの世界

□輪廻転生2
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ソウルメイトって言葉を知っていますか?「運命の恋人」とか「何度生まれ変わっても出会う人」とか・・・簡単に言うとこんな人のことです。本当はもっと細かく分かれていてそれぞれ違う意味を持っているそうなんですが、説明すると長くなるので省きます(爆)。調べたところ親、兄弟とか友人とか先生とか・・・恋人だけでなく、縁の深い人はみんなソウルメイトである可能性が高いそうです。ようするに死んでも切れない腐れ縁・・・それがソウルメイトなんですね。何度生まれ変わっても必ず結ばれるなんてすごくロマンチックで女の子は好きな話ですが、わたしはすごく怖いです。ふざけた言い方をしてしまうと「時間も時空もこえた魂のストーカー」なんですよ?ずっと切れない縁なんて怖いじゃないですか。幸せになれたらいいですが、何度も悲惨な運命を迎えるソウルメイトだったらどうしますか?出合って必ず幸せになれるなんて限らないなら、ソウルメイトなんて知らずに他の誰かと幸せになったほうがいいと思いませんか?すべてを終わらせて真っ白のゼロの状態にしてもう一度すべてはじめからやり直したいと思いませんか?だったら前世の記憶なんて邪魔なだけなんです。じゃぁなんで記憶を思い出すなんてことがあるんでしょうね?神様って残酷だなぁって思う瞬間です。「記憶は繰り返さないためにある」なんて言葉もよく聞く台詞ですがね・・・(苦笑)。記憶があるからといってすべてがうまくいくなんてことはないし、繰り返さないって確証もないんです。何度も同じことを繰り返してきたら今生でだって繰り返す可能性は高いんですよ。知っていても繰り返してしまう、繰り返すしかない状況を作ってしまう。まさしく「業」ですね。おかしな話ですが、本気で「消えてしまいたい」と思ったとき(「死んでしまいたい」じゃないですよ!わたしは自殺なんてことは考えていません。やりたいこともあるんですから。誰かを悲しませるの嫌ですし。だから「消えてしまいたい」って思うんです)前世のことをちらっと思い出しました。人はもう一度やり直すために生まれ変わるんだと思いました。ソウルメイトとか運命の恋人とかちょっとときめいてしまうような言葉もありますが、そんなのは本当は関係ないんです。出会えなかったら別の幸せ、別の絆を作ればいいんですから。それが本当に人生をやり直すということだと思います。そうしていかないとわたしたちはいつまでも過去世に縛られて自由に生きれなくなってしまいます。誰かを傷つけたことも誰かに傷つけられたことも今は関係ないんです。同じように誰の恋人だったとかも関係ない。今生きているということが自由なんです。

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