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□俺達の帝国戦記
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ある日の夜、俺は洞面と一緒に外のパトロールに出かけていた。

順番は週に1、2回回ってくる。

パトロールから帰ってきた俺たちは、自分の部屋に戻ろうとしていた。


「洞面、先行ってて」


トイレに行くために、洞面を先に部屋に戻らせた。

中は暗くて、電気もあまりついていない状態。

正直、一人で行くのは少し怖い。

鬼道さんや咲山先輩なら、怖くないんだろうな…

などと思いながら、トイレがある場所に向かって歩いて行く。

途中、トイレに行くには総帥の部屋の前を通らなければならない。

別にだからといって、困ることなんてないけど。

いつもどうり、総帥の部屋の前を通ろうとすると、総帥と誰か男の人の声が聞こえた。

少し気になった俺は、思わずドアに耳をつけて話を聞いてしまった。


こんなことしてはいけないのはわかっているけど…


そして、最後まで話を聞いてしまった成神は顔を真っ青にして自分たちの部屋に走って行った。
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