悪魔1

□半人半魔と半神半魔
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ひっそりと佇む事務所。そこに二人の人がいた。一人は銀髪にスカイブルーの眼をし、赤いコートにみをつつんだ男、ダンテ。
もう一人は腰まで届く水色の髪に黒いコートを着こみ、妖艶な肢体をもつ女性のような男、セレス。二人は今悪魔の討伐を終えて帰っていた。
ダンテ「hu〜大したことねぇ雑魚ばかりだったぜ」
セレス「しかたないよ。最近は雑魚しか見当たらないんだから」
ダンテ「悪いな。こんな仕事に誘って。次は奢るぜ?」
セレス「期待せずに待ってるよ」
セレスはダンテの事務所を後にし帰っていった。



自分の事務所に戻りセレスは椅子に腰かけた。
セレス「そろそろ寝るかな………ん?」
寝ようとした時扉が開く。入ってきたのは腰まである黒髪に金色の眼、スタイルはかなりよく女神に近い美しさをした女性だった。
セレス「何か用?」
「貴方がセレスよね。ゼブルの息子だとか」
セレス「……どこでそれを聞いた?」
セレスは声を低くしながら言った。自分の正体をしるとなれば悪魔関連だろうとすぐに分かる。
「バージルが、貴方に用事があるそうよ?」
セレス「バージル?」
バージル。ダンテの双子の兄にしてセレスのライバル的存在である男。なぜ今さらになってと思ったセレスだが、
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!
なにやら地響きがする。外に出てみると巨大な搭が現れた。目の前にはたくさんの悪魔が。
「頑張ってね」
女性はいつの間にか消えていた。
セレス「………いいよかかってきなよ」
セレスの言葉を合図に悪魔が一斉に襲いかかった。
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