歌music:-P

□温かさに包まれて
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今日は、久々の…デート。


テストが終わって午後から授業はないし、


彼女も今日は講義を取っていないらしい。









あったかい
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今日は、寒いとみんなは言うけど…










テストが終わってチャイムと同時に思わず、ガッツポーズをしてしまう。


冷える首元をマフラーで覆って、サクサクと教室を出る。


途中で、クラスの奴にカラオケに誘われたけどわるいなと言って学校を出た。




彼女に会えると思うと、足が勝手に駆け出していた。


待ち合わせ場所に近づくにつれて、ドキドキわくわく鼓動が高鳴る。



待ち合わせの場所が見えて、彼女の姿を探す。





そこには、もう彼女の姿があって、


目が合うと、手を振ってくれた。


顔がにやける。


それを隠そうと、冷えた頬に触れるけど、その冷たさなんて気にならなかった。





「むぎっ!」


彼女の名前を呼んで、彼女の元まで走って、その勢いで抱きついた。


彼女はわーっ!と言って俺の背中に手を回しきゅっと抱きついた。


俺の胸に埋まった彼女の顔は、うふふと顔を出して、



「聡くん、テストおつかれさま〜」


と言って、またうふふと笑った。



そんな彼女が愛しくて、更にぎゅぎゅっと抱きしめたら


彼女も更にぎゅーっと抱きついて…


                             







ほらな、やっぱり。今日は、温かい。                                                                                                                                                                                                 

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