†四精霊のアーク†〜12星神の追憶〜

□サラマンダー
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もの凄い魔力を感じる。これが精霊…まるで災害だ。




風が周りに巻き起こる。風というよりは熱風に近い。



「ハンスさん、精霊同士は仲が悪いことは知ってますよね。僕は風の精霊と契約しているんでここにいるのはとてもまずいです。一人で頑張ってください。」




ライファスはそういうと教室からでていった。




これでこの教室には俺一人。



いや、サラマンダーがいるが。





魔法陣のなかから真っ赤に燃え上がる、上半身は裸で下半身が蛇のような いかにも精霊らしい姿のサラマンダーがでてきた。




サラマンダーは俺に気づいた。



「ちっ………」



えーーーーー。



いきなり舌打ちはないよ。死亡フラグいきなりたっちゃったよー。絶対サラマンダー怒ってるよ、何もしてないのに。





「我を呼んだのは貴様か?」





「は、はい……」






超こえーー。いや、別に呼びたかったわけじゃないよ。事故だよ事故。
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