進撃の巨人
□ガールズトーク
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ハンジ「ほーんと、お前とリヴァイは仲良いわよねッ!!」
資料作成が終わって一息着こうとした時に、偶然ハンジが資料の途中経過を聞きに来た。
もう終わった。と答えると驚いた様に目を見開き、なら後は休憩タイムだ!と、目を輝かせた為、二人でお茶をしている。
お前「仲良いのは恋人だから当たり前じゃない?」
ハンジ「いーや、恋人にしたってあのリヴァイに着いて行ってるんだから凄いよ。」
お前「それならハンジも同じよ?リヴァイと対等に話せるじゃない。(ニコ 」
ハンジ「まぁ、お前達とは同期だからね(ニッ 」
そう。お前・ハンジ・リヴァイは調査兵団同期。
だからか、この三人は特別中が良い。
リヴァイもハンジに対しては悪態をつくものの嫌っては居なく、寧ろ好感を抱いてるだろう。
それをお前は疎ましく思わない。
何故ならハンジの人柄が良い事を知っているからだ。
それにそんな事で一々妬いてる様ではリヴァイの恋人なんて務まらない。
お前「あの頃は色々あったね(クスクス 」
ハンジ「私達も血気盛んな若者だったからね(ニッ 毎日生傷が絶えないったら!」
お前「そうだったね(クスクス ハンジとリヴァイは良く揉めてたよね?」
ハンジ「それを言うならお前もだろ?リヴァイなんか大っ嫌い!!って良く言ってたっけ。」
お前「だって、意地悪だし、怒りっぽいし、近寄り難いし、酷い事ばかり言うし...あの頃はこうなるなんて思わなかったな...」
リヴァイとお前は、顔を合わせる度に毎回喧嘩。
それを止めてくれていたのがハンジ。だから、ハンジには感謝してもしたりないぐらいだ。
お前「ハンジ...有り難うね。」
ハンジ「なーにいきなり改まっちゃって(笑)」
お前「ううん(ニコ 何となくかな。」
ハンジ「変なお前(クスクス あーあ、私の大事なお前を取りやがって!リヴァイの馬鹿。ハゲー!!」
リヴァイ「...おい。誰が馬鹿でハゲだって...?」
お前・ハンジ「「リヴァイ!?」」
エルヴインとの話しが終わったらしいリヴァイが間の悪いタイミングで帰って来た。
ハンジは苦笑いしている。お前も例外ではないが。
ハンジ「アハハ...じゃ、じゃあ私は失礼するよ?」
そう言い、資料を持って出て行こうとするハンジ。...が、
リヴァイ「あ゛?おい。糞メガネ。話しは終わってねぇ。」
ハンジ「は、話しならお前に聞いてくれるかい?あいにく私は忙しいんだ。じゃ!!」
言うや否や猛ダッシュで逃げるハンジ。
そんなハンジを呆れ顔で見つめリヴァイは私の隣に腰を下ろした。
リヴァイ「で、何の話ししてたんだ?」
リヴァイが怪訝そうに訪ねて来る。
お前「リヴァイが大好きって話し。」
リヴァイ「...なんだそれ。」
呆れ顔をしながら顔を緩めるリヴァイ。
結局それ以上は聞いては来ず、その話しは終わったが、後から聞いた話しではリヴァイがハンジに今回は許してやると言っていたらしい。