short novels

□あなたの特別になりたくて
2ページ/13ページ



『恐らく10時頃だろう』



三十分後、返事が返ってきた。
まだメールを打ち慣れていないようで、短文でも時間がかかるようだ。



『迎えに行くよ。』



そう送ったら。






『必要無い。そのまま学校に行くつもりだ』






そんなメールが返ってきた。



その瞬間、もの凄く恥ずかしく思えた。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ