パロディ・パラレル
□南くんの恋人
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「お邪魔するよ♪」
ガチャッと音と共に入ってきたのは千石だった。
「千石か?」
「あぁ。丁度いい時に会ってね」
「ほーんと、俺ってラッキー☆こっちの方角がラッキーって言ってたから来てみたんだけど、まっさか乾くんがこんなコトになってたとはね〜♪」
俺は乾に話しかけたのに、千石が説明してくれた。
「…乾、どこから千石と一緒だったんだ?」
「ん?俺の家からだけど?」
何でもないように乾は素で話す。
「千石、乾の家に行ったのか?」
「はは、バレちゃった」
千石はペロッと舌を出した。
…何で俺のいうことを聞いてくれないんだ;
「わーかってるって!乾くんは南のなんだろ?手は出してないよ。ね、乾くん!」