パロディ・パラレル

□南くんの恋人
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──南宅



「乾〜飲物麦茶でいいか?」

「あぁ」



「…乾!?」



おかしい。
部屋にいるはずの乾がいない。



「…乾?」



「ん?」



声はこの部屋からする…
だが姿は見当たらないな。



「南、下。」



キョロキョロしていた俺は、自分の足元を見た。
…人形みたいなものが俺を見上げていた。
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