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あしたの空の続きです(^^♪
前回までのお話しは上でお読みくださいませ。


[5.現実と夢と-2]

「なんか最近、井ノ原と仲がいいよな」

ある収録の休憩中、坂本さんにお茶を渡すとそう話しかけられた。

「そ、そうですか?}

まあ、例の秘密を知っているので、話しやすいし、話しかけられる回数増えた…というところですが。

「まあ、穂積が楽しくやれるんならいいんじゃない?」

そう、言いながらもなんだろう、もしかしたら私が調子に乗っているのかもしれないけど…

「岡田は仕方ないとしても、俺が最初に見つけてきたのにな…」

ぽそっとつぶやかれた言葉。やばい。そんな、拗ねた感じなこと言われるなんて…。

「坂本さんは、俺にとって一番(尊敬している人)ですから」

この返しでいいのかわからないけど正直な気持ち。彼が私を誘ってくれなければ、何も始まらなかった。明日なんて来なかったのだから。

「いや、別に、嫉妬しているとかそんなんじゃないから! なんか弟を心配しているっていうか…」

休憩時間が終わり、収録のスタンバイに坂本はついた。

坂本さんの付き人。いつまでもこのままじゃ条件をクリアはできないけど、いつまでも嘘をついているのは、つらいな。特に坂本さんには…。


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