血の呪縛

□4章
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二人の元を離れると、特に何も考えずにぶらぶらと学校内を歩いていた。



零はいつも私に好きだって言ってくれる。



それは本当?




それとも、偽り?


実は優姫のことが好きだったり、して…



私は誰に必要とされているんだろう。




もしかして、誰もいない?



気づけば、人気が少ない校舎の階段をぼーっとしながら上っていた




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