血の呪縛

□6章
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私がどうして、
こんな状況になっているのか。



何が悪かったのかを考えていると、すでに太陽は沈み始めていた。




・・・吸血鬼が動きだす刻・・・



『守護係、行かないと。』



どうして?



どうして、私は守護係に?



なんで、優姫を支えないといけないの?



妹と、姉だから?




どうして?



疑問の連鎖に美桜は苦しんでいた。




『誰か、私を助けてよ…』






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