(夢)HARD LUCK 【エドとタクヤのHARD DAY♪】
□HARD MORNING【エドワード】
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「エド…起きてよ、エド!!」
今日のエドワードはそんな声で朝を迎えた。
「ん〜……」
まだ落ちようとする瞼を懸命に擦って目を開けると、そこには見知った顔があった。
眠気が一気に冷める。
「タクヤ…なんで居るんだ?」
目の前にひょっこり顔を出したのは同僚の…いや、問題児のタクヤ・コウガミだった。彼は約一年ほど前に赴任してきて、今はなんとか自分とタッグを組んでやっている。始末書だらけだが…。
「それはこっちのセリフだよ!!朝起きたらエドん家だし、頭ガンガンして超痛いし…」
タクヤはそう早口で捲し立てると、頭をベッドに埋めた。余程痛いのだろう。彼にしては珍しく、目尻に涙さえ浮かべている。
《エドワードはまさか彼の涙が笑いすぎによるものだとはミリ単位も思っていなかった。》
エドワードはタクヤのそんな様子を見て、やっと自分の頭も鈍い痛みを発していることに気が付いた。おまけに吐き気までする。
要因を探るため、重い脳をフルに動かして昨日のことを思い出してみた。
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