悪魔による快楽殺人
□覚醒の儀
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泣きたい。
泣けない。
声が、悲鳴が、叫びが…出せない
怖くて躯が震える。
秒速なんてものじゃない。音速も光速も遥か。
遠くから見られていると感じたときには
もう、この男の腕に抱かれていた。
俺は、悪魔。
そんで、齢9…
こんな夜中に歩いているのは、親父が怖いから。
家に居れば犯されるだけ。
精液で、逸物で、俺は…酷く果敢なく穢される
尻を撫で回されるのも、無理矢理銜えさせて
頭を押し付けたり…酷く扱いたりされるのも
すべて、全てが怖かった。
だけど。
今のほうがよっぽど怖い。