秘密の部屋

□秘密の部屋-ONE
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ジリリリリリリリリリリリリ!!
パスッ…



だまれ目覚まし


『ふわーぁ…』



時刻は午前6時半



今日から私も2年生ね
入学式が昨日のように感じるわ
なかなかたのしかったわよね…


そんな事を思いながら私の
餌食になるシュガートースト
をオーブンに入れる

しばらくするとほんのりと
シナモンの香りがただよう

そろそろ支度しようかしら

と思い立ち上がる



ピンポーン!



『こんな時間に誰かしら?』



まさか…父上!?


私は勢いよくドアを開ける



ガツン!!



鈍い音と共にプラチナブロンド
の髪の毛が見えた

マルフォイかしら?いや少し
大きすぎるわ



『マルフォイさん!?』

「うっ…君…気をつけろと
いったはずだが…」

『すいません!!大丈夫ですか?!!』

「まあいい…実はドラコが
どうしても君を連れてホグ
ワーツに行きたいと…そう
いうものでね…」

「ちっ!父上///」



隣では小さなプラチナブロンドが
嘆いている



『あっそうですか!準備してきます』



私は急いで部屋に戻り
出発の準備をした

ここからまた新しい1歩を
踏み出すのね…

私は荷物を持って歩きだした



『お待たせしてすいません
では出発しましょう』




(小さくても大きな一歩)





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