魔王の娘

□火の国とわ
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火の国ハイロウリは支配者の入れ替わりが激しい国。
実力者だけが、生き残れる弱肉強食の国。
鉄細工やガラス細工で有名。
特にイカローサのガラス細工は天使の涙と呼ばれるほと有名。

「帰りたくないって言いましたのに!」

アムニアの転送魔法でイカローサに帰って来てから、ミュウはユリウスに掴みかかるように言う。

その時。

「あ〜ミュウ様〜お帰りなさぁ〜い。」

「やっぱり、帰って来ましたね〜」

二つの、のんびりした声が聞こえて来た。

「カェル、ソィノ。・・・・・」

「「おかえりなさいませ〜ミュウ様〜」」

現れたのは、フワリとした、栗毛の双子。

「ありがとうございます〜貴女がルー様ですね〜」

「いつも、ミュウ様がぁ〜お世話になっています〜」

「・・・いッッッッいえ・・・・・・・・・・」

「どうしたの?ルーさん⁇」

「顔色が悪いぞ?」

「大丈夫ですわ・・・ありがとう、ユリウス、アムニア。」

「私は帰って来た訳ではありませんわ!!!」

「はい、は〜い。お城にに戻りますよ〜」

「皆さん、も〜どうぞ〜」

「だから、帰らないと言ってるでしょう!!!」

「「はい、は〜い」」
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