魔王の娘

□棘とストーカー癖がある
2ページ/5ページ


「で、どうするのよ。」

「どうって?」

「バカね!貴方にひっついてる、その姫様の事よ!!

「姫様が、一人でこんな所に来れるとは思えねぇし」

「従者達ださがしているかもしれんしのう」

ユリウスが寝たのを確認すると、

四人は起きて話を始めた。

「それも、そうなのだけど。この子、貴方の事女だと思ってるのよ。本当は、男なのに。

「や、今大事なのはそこじゃないと思いますよ?」

「そうだ、この姫さんを探しているかもしれない、従者達にどう知らせるかだ」

「そんなの、探させとけばいいのよ」

「目を離した者の責任であるな、せいぜい探せば良い。」

「「死ぬまで」」

度Sコンビの声がそろったところで、ルートビッヒが深いため息をついた。

「僕の過去にまつわる、話です。今度、そうですね、ユリウスが起きている時にでも話します。いつまでも、女だと思われているの
も、嫌だすからね。」

そこで、話し合いはお開きになった。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ