魔王の娘
□棘とストーカー癖がある
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「で、どうするのよ。」
「どうって?」
「バカね!貴方にひっついてる、その姫様の事よ!!
「姫様が、一人でこんな所に来れるとは思えねぇし」
「従者達ださがしているかもしれんしのう」
ユリウスが寝たのを確認すると、
四人は起きて話を始めた。
「それも、そうなのだけど。この子、貴方の事女だと思ってるのよ。本当は、男なのに。」
「や、今大事なのはそこじゃないと思いますよ?」
「そうだ、この姫さんを探しているかもしれない、従者達にどう知らせるかだ」
「そんなの、探させとけばいいのよ」
「目を離した者の責任であるな、せいぜい探せば良い。」
「「死ぬまで」」
度Sコンビの声がそろったところで、ルートビッヒが深いため息をついた。
「僕の過去にまつわる、話です。今度、そうですね、ユリウスが起きている時にでも話します。いつまでも、女だと思われているの
も、嫌だすからね。」
そこで、話し合いはお開きになった。