薄桜鬼 短編

□相合い傘
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「今日は晴れのち雨か。折りたたみ傘持って行こうかな。」


天気予報を見ていた芽衣は自分の机の上にある折りたたみ傘を鞄に入れて学校に登校していった。


「よぉ!今日は早いな、芽衣。」

「おはよう、平助。今日は寝坊じゃないんだね。ってか私が何時も遅いみたいな言い方しないでよ!!」

「ほんとのことだろ」

「違うわ!!」


芽衣に話しかけたのは、芽衣が密かに恋心を抱いている相手、藤堂平助だ。


「朝からラブラブなんだね〜」

「2人ともおはよう。」

「総司さん、一さん、おはようございます!」

「はい、おはよう〜」


2人と仲の良い総司と一がさり気なく喧嘩を止め、教室に入っていった。





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