薄桜鬼 短編
□総司と一緒にみんなに悪戯しよう!! その2
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「次は新八さんにしようよ。芽衣。」
「良いよ〜。どんな悪戯にする?酒を水に変える?」
「芽衣、それじゃあ面白くないよ。お酒をお酢に変えるんだよ。ちょっとお酒も入れないとすぐにバレちゃうからお酒も少し入れるけどね。」
「それ最高!頭良いね総司!」
総司が徳利を持ってきたので中に酒を少々とお酢を入れて新八のところに持って行った。
「新八さん、このお酒珍しいらしいんですよ。平助や左之さんにあげても良かったんだけど、やっぱり何時も大変そうな新八さんに貰ってほしくて。貰ってくれませんか?」
総司、言葉巧みに新八っつぁんを騙してるよ。あの笑顔が黒く見える…。あ、新八っつぁん信じて泣きながら総司の手握ってるよ…。
「ありがとよ、総司、芽衣!ありがたく呑ませてもらうぜ!」
「うん、どうぞ〜。」
「おう!」と返事をして杯に2人が渡したものを注いだ。
「うちは絶対不味いと思う。」
芽衣がタンッと襖を閉めたと同時に新八の叫び声が聞こえ、2人は高笑いしながらその場を立ち去った。
-End-
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