薄桜鬼 短編

□総司と一緒にみんなに悪戯しよう!! その3
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「次は左之さんだね。あの人さ、悪戯に引っ掛からないと思うんだよね〜。」

「大丈夫。僕に良い考えがあるから。それで良いよね?」


なんか嫌な予感はするけど…案がないから仕方ないか。


「じゃあ総司に任せるよ!」

「うん、じゃあこれ着て化粧して。」

「は?」


総司から女物の着物受け取っちゃったよ!
なんでうちが女の姿に戻らないといけないのさ!ってか嫌なんか言えない…。総司の案に乗ったのうちだし…仕方ない。着替えて化粧しよう。

芽衣は何年ぶりになる女物の着物に袖を通し、化粧をした。


「総司〜。着替えて化粧したよ〜。」

「やっぱり綺麗。芽衣、僕の物にならない?」


総司の言葉に「まぁ、御冗談を」とクスクス笑いながらかわす。


「で、こんな格好をさせるほどの案とは?」

「今回は2人だよ。1人は左之さん。もう1人は―――――。」


総司は芽衣にもう1人の名と案と方法を耳打ちすると芽衣は驚いたが同時にに面白そうだと思った。







「左之さん、左之さんにお客さんだよ、女の子の。空き部屋に通しといたから。」

「あぁ、わかった。」


左之助は総司に言われた空き部屋に行き、部屋に入った。


「左之助様!」

「ん?どうした?こんなとこまで来て。」


芽衣は部屋に入ってきた左之助に勢い良く抱き付いた。
芽衣だとは思ってもいない左之助は芽衣を抱きしめた。


「……。」

「どうした?」


芽衣は着物をはだけさせ、左之助に足払いをした。油断していた左之助は芽衣に覆い被さるようにして倒れた。





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