薄桜鬼 短編

□総司と一緒にみんなに悪戯しよう!! その4
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「順番的に行くと次は平助だね。」

「そうだね。平助には何しようかな…」


総司と芽衣は廊下を歩きながら平助にどんな悪戯をするか考えていた。


「ねぇ、総司。平助の髪紐を全部隠すのってどう?」

「うーん…かなり地味だけどかなり効果的かもね。芽衣に賛成するよ。」


2人は夜中そそくさと平助の部屋に行き、予備の髪紐を全部違う場所に隠し、ついでに平助がしていた髪紐も外して隠した。






「左之さん、俺の髪紐知らね?」

「俺が知るわけねぇだろ。予備があったろ?それ使えよ。」

「それが予備もないんだよなぁ…。」

「ふぁ〜。平助が騒いでるから朝か。」


朝から騒々しく騒ぐ平助の声で芽衣は目を覚ました。


「はよ、芽衣。ところでさ、俺の髪紐知らね?」

「うん、知らないなぁ」


少し笑いをこらえてる芽衣を見て平助は問いただした。


「ほんっとに知らないんだな?」

「うん、知らないよ。もう我慢できない!平助女の子みたいー!」

「ほんとだ。平助女の子みたいだ。」

「芽衣も総司も笑うなよ!!」



平助は一日中髪紐を探し回っていた。

次の日には髪紐は平助の机の上に置いてあった。


「(絶対にあの2人だろ…)」


平助は犯人の人相が浮かんできたそうです。



-End-


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