薄桜鬼 短編
□背中を預けられるのは
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「2人ともお手柄だったな!!」
「芽衣、平助お疲れさん。」
「新八っつあん!左之さん!」
2人の前に左之助と新八が現れた。
「ありがとう!左之助さん、新八さん!」
「そういやぁ、平助は何で何時も芽衣の右側に立つんだ?」
「あぁ、それはね、僕、左利きでしょ?だからだよ。僕は左利きだから右腰に刀を差してるから、僕は平助に抜き討ち出来ない。」
「そういやぁそうなるな!!」
「実際は、僕が左側の敵を、平助が右側の敵を抜き討つためさ!!!」
「そのまま芽衣と俺が背中合わせになれば敵なんかいねぇっつーわけだ!!」
そう言うと、2人は刀を抜き、背中合わせになった。
「僕は平助のこと信頼してるから、平助に背を預けるんだよ。」
「其れは俺も一緒!!芽衣を信頼してるから背を預けてる!!」
2人は背中をピッタリくっつけて笑い合った。
この2人が何処までも互いを信頼しているのか、左之助と新八は悟った。
同時に…
「御前等、恋仲か?」
「は!?さ、左之さん何言ってんだよ!!////」
「ばれちったね、平助//」
「////」
2人が恋仲ということもわかった。
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