完全改造世界
□未定
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私は、神崎彩音
名前の読みは、「あやね」じゃなくて「さやね」
変な名前だけど私は、気に入ってる。
「ふわぁ〜〜〜」
今の時間は、お昼前。。
ちなみに私世代の子は、普通なら大学行って友達と昼食タイムなんだろうけど、、
あいにく私は、バイト持ちのフリーター。
バイトは、パチンコ店のホール。
-ガチャッ-
「今起きたん?、遅いよ」
そう行って寝室に入って来たのは、同棲中の彼氏、、日村光一。
「ぅん、、おはょ」
「おはよ。あっ飯作って〜」
「…ん〜」
光一は、私が倒れたりしない限り自分でご飯も作らない所謂無気力男子。
年は、私の二つ上でもうすぐで大学卒業っていうのに二年も留年してる。
ちなみに私と光一が付き合って今は、1年3ヶ月目。
一緒に暮らし出したのは、3ヶ月前。
ベットから立ち上がり寝室からキッチンに向かい昼食づくり。
その間彼は、ネットでニ〇動鑑賞。
適当に棚を開け残っている袋ラーメンを三つ取ってお湯を沸かす。
三つっていうのは、一つでは、男の胃袋は、収まらないとの彼の指摘から
私が1袋で彼が2袋になった由縁だ。
沸きそうなお鍋の中のお湯を見ながら頭の中は、今日の予定と晩ご飯の献立でいっぱい。
「(今日は、、、バイトか、、、晩ご飯なにしょ)」
毎日の日課になってきたこのフレーズ。
時々嫌になる。
沸騰したお湯に袋ラーメンを開けて3玉いっきにいれた。
私は、夜12時までバイトで彼も同じくらいまでバイトでいない。
今の職業は、大変だけど人間関係は、うまくいってるからまだ救いがある。
たまに家よりもバイト先の先輩達と居る方が楽しいと思う事がある。
「おまたせ〜」
出来たラーメンをそれぞれ器に入れて
出すと彼は、「うまそ〜」と笑顔で言いながら食べ始めた。
「「いただきま〜す」」
全部食べて終えた後彼は、またネットで私は、後片付け。
それが終えたらバイトに行く準備をする。
何気ないごくごく普通の日常。
最近その日常が嫌になる。
別に病んでる訳じゃない。
ただ、お昼前に起きて昼食作って洗濯して用
意してバイトに行って帰ったらご飯を作り寝る。
刺激が無い日常。
私にとったら飽きるという言葉に尽きる。
「ハァ〜」
鏡の前で自分と向き合いため息をはく。
何時から日常に刺激を求めるようになったのか・・・
今のままでも十分に楽しいのに・・・
若いって・・・恐ろしいね。 ←
それから準備をし終えた後、家を出る時間になったので光一と家を出た。
光一と途中で別れて音楽をヘッドホンで聴きながらバイト先に向かった。
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