フラベル
□第一章フランと骸の別れ
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スクアーロが出ていって、二人っきりになったフランと骸!
そこで骸は遠い目をして昔、フランと出会った日の事を思い出していた…
それは、曇った日の事であった…
フランがいつも通りに街を散歩していると、幻覚を使ってる人が隣を通りすぎたのだ!
いつものフランだったなら無視をしていただろう…だがなぜかフランは無視ができなかったのだ!!
その人の後を着いていってみると、ある森についた!
「クフフフフ、そこにいるのは誰ですか?」
「…。ミーですー」
「あなたは幻覚が使えますね」
「はいー使えますーあなたの正体も教えてですー」
「いいでしょう」
「クフフ♪私の名前は六道骸といいます」
「あーそーですかーミーはフランといいますー」
(結構いい顔してるですー)
「そうですか…ではサンバを歌ってもらいましょう」
「…。はっ!?」
「クフフ、ジョークですよジョーク♪」
「そーですかー、ミーからお願いがあるんですけどーいいですかー?」
「どうぞ」
「ミーと恋人になりせんか?」
「…。クフフ、それは無理ですね」
「じゃあ、勝負をしてミーが勝ったら恋人になってくださいー」
「クフフ、まあ、いいでしょう」
「やったー」
「では、行きますよ…クフフ」
そして幻術の戦いが始まった…