ネタ帳小話帳

□蒼い月、紅い闇
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白い羽、黒い剣



触れたくて、たまらない。その白い肌、柔らかな髪…狂いそうになる。全てを手に入れたくて…そんな気持ちを吐き出すように、深く、息をつく。
「ため息とは珍しい。なんぞあったか?」
そんな風に気を使われることが、嫌だ。いや、そうではない。優しくされると、タガが外れてしまいそうで…
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