小説

□日記
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「え・・・っと日記って何書くんだろう?・・・まぁ、誰も見てないし何でもいいのかな?」


さらさらさら。


と帝人はお得意のパソコンでは無く、今時珍しい・・・かも知れないノートに日記を書き込んだ。


『この日記にはいつも思っていることを書き込もうと思います。

今回は臨也さんについて、です。

絶対本人に言うと怒られるので言いませんが、誰も見ていない日記なので書く事にします。


臨也さんって静雄さんのことをいつも「化物」と言ってますけど・・・正直ナイフ一つで標識を切ったり、静雄さんとまともに戦えてる貴方は一体・・・。

と、思わないこともないです。


それ以外にも、
寧ろそろそろ人間辞めてくれませんか?


と思ったことは一度や二度では無いです。

・・・別に貶してるわけでは無いですが(非日常=人外は好き)
いつも臨也さんに会うとそう考えてしまいます。


2012.8.25』




ぱたん、と帝人は日記を閉じて眠りについた。

いつもより妙にすっきりした気分で。
 



 

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