黒子のバスケ 小説
□二人の関係
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特別注意!
・お持ち帰りは浅緋様のみです!
通常注意!
・火神君のキャラがまだつかめてないです
・高尾の台詞に「w」が多様されてます
・黒緑じゃない!緑黒だ!と言い張ってみる。
・甘いって何だっけ…。
日が落ちかけて鮮やかな夕焼け模様が空を覆い尽くす時刻。
校門近くには部活帰りだと思われる生徒達がちらほらいて、それぞれ各々の会話を楽しんでいた。そんな中に黒子と火神の二人もいた。
「火神君、今日の家庭科の調理実習凄かったですね」
黒子がふと思い出したようにそう言った。
黒子が言った言葉は普通男に言うものではないが、決してお世辞というわけではない。
火神の家事スペックはそこらの女子を軽く凌ぐレベルなのだ。
「あのオムライスか?」
だが、本人は今日のオムライスはお気に召さないようで首をかしげている。
「はい、物凄くふわふわでした」
「別に大したことねーけどな」
ゆで卵しか作れない黒子からすれば、充分過ぎるほどの特上オムライスだった。
いつか習いたいです、俺は別にいつでも大丈夫だな、そんな話をだらだらと続けながら二人は門へと歩いていく。
校門から出ると二人は、いつも通りマジバへと向かった。練習帰りは大体いつもそうだ。
たわいもない話をしながら歩く二人。
―――そこには学生特有の和やかな下校景色があった。