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□百合姫恋歌
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時は戦国……――

風のように強く舞い、
林のように打ち耐える。

桜のようなはかなさと。
百合のような穢れのなさ。

何事にもまっすぐな者。

その者こそが百合。
またの名を桜花姫とまで言われた少女。

しかし、その一方で少年の強き姿もある者。

それこそが百合だった。
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