主×陽介

□出会い2
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陽介と会って二日目、俺はまだ慣れないこの環境で一夜を明かした…

昨日は嫌な夢を見た。
自分が犯人を追いかける夢…
余りにもリアルで…
非日常過ぎて…身体より頭がついてきけない様な。
不思議な夢…?

そして今日は雨だ…

学校にいく途中、へんな物体を発見した。
ゴミ箱に上半身突っ込み左右に転がっている…
近くには彼?が乗っていたと思われる黄色い自転車が倒れている…
堂島の様に推理すれば、彼はきっと自転車でゴミ箱に上半身ごと突っ込んでしまって動けないのだろう…

…考えた末助ける事にした。

「あー、マジさんきゅ…っておまッ⁉悠じゃん‼」

「自転車は無事か?」

「おいおい、悲しいぞ?おれは完全にスルー?」

俺はケータイの時計を見た。

「ヤバイ遅刻かもしれない…」

顔色を変えた陽介が素早く自転車にまたがった。

「マジかよ⁉悠乗ってく?」

明らかに二人乗りなんか出来そうにない自転車に俺はまたがり陽介は坂を目を充血させながらこいだ。

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