マジシャンの野望。

□野望 10
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マジックに引かれたきっかけというのは、
「野望 0」で話したとおりですが、それから僕は、日本に帰った時、あるテレビ番組にはまってしまいます。
その名も「爆笑オンエアバトル」です。
そうです、NHKの夜の番組で、若手芸人10組がネタを披露し、観客の得点がよかった上位5組がオンエアされるというもの。
お笑いには興味があったものの、僕を番組の虜にさせてたのは、たまたまつけていたときに映っていたこの人!
マギー審司さん!!!
だから、実は、マギー審司さんは僕の人生の中で見た2番目のコメディーマジシャンなのです。(1番目は「野望 0」を参照)
彼のスタイルもディズニーランドでみたコメディーマジシャンそのものでした。「ラッキーちゃん」ているじゃないですか、あれはマギーさんが、アメリカに行かれたときにRACOONの人形を買ったものらしいのですが、僕が初めてRACOONを見たのはマギーさんからではなく、ディズニーランドのマジシャンからでした。大阪にいた時、僕は
そのRACOONより小さい「ヤスヤス」と住んでいました。
てなわけで、マギーさんは出ないかな?ということで毎週オンエアバトルを録画しました。彼はOAバトルで、すごい強くて、僕が見ていたときで、11連勝ぐらいしてました。強い人たちが出る、ファイナルにも顔を出してました。
僕は彼の演技を何回もビデオで繰り返してみていくうちに、
彼のよく使うネタを覚えていくようになりました。
ただ、タネがわかる訳でもなく、毎回見て、
「こうやるんじゃないだろうか?」とか毎回考えるのがとても楽しかったし、今も楽しいです。
ただ、この時の僕は,まだ自分がマジックをする側の人間になりたい自分の思いに気づいてませんでした。
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