君のとなりは…
□え…うそ…
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「はぁ!?ちょっ!お母様!!
どうしてですか!?」
ある朝、あたしはだれかの怒鳴り声で目が覚めた。
『ごめんね〜姫花。そーゆー事だからぁ、大人の事情だからぁ♪あ、そろそろパパが帰ってくる時間だわ!じゃあまたね♪』
「そーゆー事ってどーゆー事よ!
あ!まって!!お母様!!
お母様ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ブチッ
ツー…ツー…ツー…
「・・・」
「あ…あの…
姫花??…」
「…ひっ……ぇぅ……ぐす…」
「!!姫花!どうしたんですか!?」
「……ぅ…ひっく…
梨斗〜!!!!!」
「え!?えぇぇぇぇ!?」
思わず梨斗に抱きついた姫花であった。
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